IKIMONO net club
Real life Real world

07-16


自分のところは棚に上げ

…って昔も書いたような気がしますが(検索してみると2月頃ですね),久しぶりにいろいろな出版社さんのサイトをチェックしてみる。あ,私が言う意味はサイトの作りそのもののチェックという意味ね。
結論から言うと,まだまだですね。
個別に挙げていくときりがありませんが,共通して特に気になったのは別ウインドウを開くやり方です。
「なぜここで別のウインドウを開くの?」というのが意味不明なものが多い。
自社のサイト内のコンテンツであるのにどうしてここで別ウインドウを開かなければならないのか。そしてまた,別ウインドウが開く場合と開かない場合の統一がない。雑誌は個別にウインドウが開くのかな?と思い始めると実はそうでもなかったりする,というような。
これはまったくもっていただけません。あらかじめルールを作って,それを何が何でも守って欲しいところです。
ひどいところになるとさんざんあちこちさまよい歩いて最後に「ホームページ」つまりその社のトップページに戻るリンクをクリックしたら,すでに(そこから別のウインドウを開かされた元々の)「ホームページ」があるのに,もうひとつ別ウインドウで新たに「ホームページ」が開いてしまって二つ並ぶという苦笑する以外にない有様になったところもありました。
これはある意味ではとても単純なサイト設計のミスですが,この辺を丁寧にテストしておかないと訪問者の信頼を失います。

もうひとつ気になったのが JavaScript での「戻る」リンクを多用しているところがまだかなりあることです。これはどこへ戻っていくのかが(インターネット利用に慣れていない人には特に)予測が付かなくなって混乱してしまう可能性が高いですから,出来ることなら今すぐ全廃すべきでしょう。
同様に「back」や「戻る」とだけ書かれたどこへ戻れるのか明示されていないリンクもまだ多く,一層混乱を助長します。
「そんなこと無いよ,多分大体予想付くんじゃない?とりあえず大丈夫でしょ」と言いたくなる方もあるでしょうが,大丈夫ではありません。検索エンジンなどから特定のページへ直接入って来た場合には JavaScript での「戻る」は一切機能しませんし,戻り先が明示されていない「戻る」リンクはどこへ戻るのか予想のつけようがありません。

その他にもリンク切れが放置されていたり,トップページの案内なのに表紙画像が無かったり(画像をつけないリンクを作っているという意味ではなく,恥ずかしくも堂々と「Now Printing」ですませている)…といろいろと「頭痛いなぁ」という例があったわけですが,そもそもみんな自社サイトを確認しているのかな,と思いました。
「業者さんに任せているのだから責任は業者さんにある!」と言うのはいいです。でも,それだったら「ここがダメ。直して」と言えるためにちゃんと自分で見ていなくちゃ。
そういうあたりを放置したまま Flash に色気を出すなんて「10 年早い」です。Flash で正確に人を導くのはさらに難しいんですから。



青山ブックセンター倒産

あらら。外出していた間に青山ブックセンター倒産しちまいました。
久しぶりに大型のが来ましたね。
取次どこだっけ?



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©akio ishizuka