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10-05


原稿書きとか

次号のメールマガジンの原稿は大体出来上がった。あとは削る。
あまり調子が良くない時は大抵書きすぎている。長さそのものではなく,密度の薄い文章を,それを埋め合わせるようにいくつも無駄に書いている。まあ,今回はそれほどひどくはないけれども,それでもやっぱり削らなければいけない。
あとがきの『大嘘語源辞典』は相変わらず,長い。今のままにすると【ちょちょいと Windows】の1.5倍もある。
これも削りまくらなければ (^^;



今は昔

自分が以前から拝見していたところで自分のサイトにリンクが貼られていたりすると,まだドキッとする。インターネット歴はかなり長いのだが,これまで自分自身のサイトはあえてクローズドな感じでやってきたので(このサイトの趣旨とお約束の冒頭参照),こういう事にはまだ慣れていない。
robots.txt やメタタグで必死に検索ロボットはじきをしていた時期が長かったからねえ。
世の中の多くの人が何とかしてアクセス数をあげようと必死になっている間,私は何とかして検索ロボットから逃れようと努力し,自分のサイトが検索サイトに登録されていないことを確認するために定期的にチェックを繰り返していたという・・・。

書いているうちに,猛烈に言い訳したいことを思い出した。
このサイトのあちこちに,めったやたらと怪しげな英語がありますが,これは一種の過去のしがらみです。
昔はブラウザの処理機能が貧弱でフォント指定がしばしば失敗したりしていました。日本語のフォント指定は効かないなどというとんでもないブラウザもありました。ですから装飾的な大きな文字は出来るだけ英単語にしていたのです。
じゃあ日本語の文字を画像で作ってしまえばいいではないかという話に当然なるのですが,昔は今とは比べ物にならないくらい回線が遅かったんですね。だからページのデータ量は出来るだけ減らしたかった。見る人を待たせるのは嫌でした。今でもこのサイトにほとんど全く画像がないとか,画像で作ってしまったりテーブルでレイアウトしてしまったりした方が技術的には簡単な時でも,ひたすら HTML と CSS のの組み合わせでやっていたりするのは,その頃の名残なんです。
また文字を画像にすると,一瞬にせよ画像読み込み中の仮表示が出ることがありますが,あれが個人的には醜くてとても嫌だったんですね。全部ロードされた時にどんなに素晴らしいデザインのサイトであっても,あれが見えると興ざめです。だから主要な部分に画像は一切使いたくない,という気持ちもありました。
そんなわけでサイトのあちこちに,英単語がやたらと現れることになってしまったのです。
そうやって,結果として増えてしまうと,今度は自分でもなんとなくそれに毒されて,本当は必要ではない部分(たとえばメニューの名前の付け方など)にもつい英語風の文字を並べたりする悪い癖もつきました。これは本当に良くないことです。
まあ,次にリニューアルする時にでも,出来るだけ排除するようにします。
とりあえず Book industry なんちゅうもんだけは,今修正しておこうかな。



しじみ

しじみのみそ汁と作る時,子供の頃のことをしばしば思い出す。
母親に数匹だけ小さな器に分けてもらって,飽かずに眺めていた。砂抜きのために真水につけてあるしじみは本当に面白かった。勢いよく水を吐いたり,もぞもぞ動いたり。黒い貝がわずかに開いて半透明の切れ目が入るように見える様子は,不思議で,きれいで,息を詰めながらわくわくした。
でも,そのあとで結局そのしじみも食べたのかどうか覚えていない。子供なんてそんなものだね。
ということで(何が?)「株式会社イトハラ水産」さんの気合いの入ったしじみのページしじみの学校でもどうぞ。



この手の話は好き

特集:パスワード設定のホントとウソ(前編)ZDnetエンタープライズ
とても興味深い記事だけれど,どこかでツッコミが入るかな?という下世話な期待もちょっとしていたり。






©akio ishizuka