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Real life Real world

10-07


長くてごめん

書き終わったので,10日発行予定分のメールマガジンの原稿をまぐまぐの配信予約へまわしました。
で・・・ごめんなさい,やっぱり今回の【あとがき】はこれまでで最大の長さです。
本題は一体どっちなんだという・・・( ̄∇ ̄||
次回は短いです。すでに何を書くかが決まっているので,これははっきりお約束できます。短いだけではなく,ちょっとあることが付け加わっていますが,それはまた次回のお楽しみ。



またやっちゃったらしい

ご冗談でしょう、坂村健さんjapan.linux.com: Linux without Limits!
雑誌ダイヤモンドの記事は自分では読んでいないけれど(読みなさい。一次資料に当たるのは全ての基本です by 自分),どうやら坂村さん,またやっちゃったらしい。
アレゲな人々はあまり読んでいないかもしれないけれど,普通のビジネスマンにはそれなりに(多分,まだ)影響力がありますからね,この雑誌。
坂村教授は,良くも悪くもいつも話題づくりには貢献してきたと思いますけれど,個人的にはこの人は常に妄想入っちゃってると思っています。むか〜しむか〜しこの人の本を読んだ時,その頃私はまだ自分ではコンピュータを使っていなかったのだけれど,思わず笑いましたからね。希有壮大だけれど,そりゃあちょっと大風呂敷すぎだろう,と。
私はずっと SF 読みだったので,大嘘をつくにもそれなりにしっかりと背景の(似非)論理を固めなければいけない,ということを良く知っていました。どちらかというと,ハード SF 寄りの読者だったということですね。
そして,当時の私の評価は「ハード SFより嘘くさい」だったわけですから,やっぱりダメでしょう。
坂村ファンの方がいたらごめんなさい。でも,これが本心です。



関心空間になぜ興味を持てないのか

関心空間にどうして興味が持てないのか,以前から気になっている。
先に言っておくけれど,今日の時点では何も結論が出ていない。
日記サイトも,2ちゃんねるも,blogサイトも,ヲタ系サイトも(時として萌え画像系さえも)それなりに興味が持てるのに,なぜ「関心空間」はダメなんだろう,と自分で不思議なのだ。
「関心空間」の整理整頓されていながら実は使いにくいトップページのデザイン(インターフェイス,と言った方がこの場合は正しいけれど)が,嫌いだ,というのは,本当だ。その段階ですでにものすごく気持ちが萎える。
けれども2ちゃんねるなぞ,使いにくい・探しにくいインターフェイスという点では,むしろダントツのひどさであるにもかかわらず,2ちゃんねるリーダーを探してきてまで,やはり読もうとしたという事実を思えば,インターフェイスそのもののせいではない,ということになる。
分からない。

振り返ってみると,いわゆるテキストサイトのブームの時にほとんど見ていなかったな,という事実にも思い当たる。大変なことになっていた(らしい)「侍魂」さえ滅多に見なかったし,ごくごくまれに見ても面白いと思えなかった。
その一方では「連邦」は連邦へと移転する以前から夢中になって読んでいた。
私の中で,どこに違いがあったんだろう。
分からない。

じゃあ逆に,自分はどんなところを好んでいるのかという風に考えてみる。
判断材料はブックマークですね。
元々がややパソコンヲタクであり,趣味がオンラインソフトの試用だったりするから,当然技術系や Tips 系のサイトは多い。それらを全部除外してみる。また,ここ数年やはり趣味化してきて,日本のローカルから海外にまで及ぶ大量のニュースサイトもバッサリ除外してみる。
すると残りは,「日記」に分類されるであろうサイトが相当なパーセンテージを占めている。いわゆる blog に分類されているサイトであっても,自分の中では日記を読むようなつもりで見ている(実際の内容がどうであれ,私の側からは勝手にそう見ている)サイトもかなり多い,ということも分かる。
なぜ日記を(そのほとんどは知り合いでもなんでもない全く見ず知らずの方々の日記を)読むのが好きなのかは,分かっている。自分で「なぜなら〜だから」ときちんと言葉に出来るくらいには,はっきりしている。
けれども,そこからはやっぱり「関心空間」に興味が持てないことにつながるヒントが見えてこない。
ダメだ,わからない
分からないまま,今日は終わってしまうわけです。
はっはっは・・・。






©akio ishizuka