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12-19


スランプ

どう考えても,なんだかスランプに陥っているのですが,オイラ。
何に手をつけてみてもうまくいかない。
うまくいかないと言うより,冴えや切れがないんですな。
文章を書いても「ああ,そうかこの段落とこの段落の順番を丸ごと入れ替えればいいのか」とかいうことに気付くのに(普段の感覚からすると)すごく時間がかかったり,HTMLいじくっていても色の組み合わせがさっぱり思い浮かばなかったり。
そんな自分にがっかりですよ ┓(´_`)┏



語源でっち上げ病

メールマガジンの【あとがき】であんなことをやっていますが,あれはほとんどが普段の生活そのものから出てきています。とにかくある言葉が気になり始めると止まらなくなるのです。
たとえばたった今も「スランプ」のところを書きながらがっかりってなんだ?と気もそぞろです。
その意味はもちろん知っています。
首を大きくうなだれたり,膝を折ったりする様を表現する言葉で,気落ちしたりする心理表現にも使う,ということも分かっています。同義語には「がっくり」や「がくり」もあるということも,知っています。
でもそれをなぜ・いつ・どこで・だれが・どんな人々が「がっかり」という音で表現しようと思ったのだ?と考え始めると,いても立ってもいられなくなります。

「がっかり」などもそうですが,私が一番強く興味を持つのは由来が比較的はっきりしているものではない場合がほとんどなので(そういった方面の本物の研究者なら別でしょうが)素人の私には答えが見つけられないことが多かったりします。
すると私は,欲求不満のあまり,自分でおもしろおかしく由来をでっち上げ始めたりします。これは単なるに過ぎなかったのですが,そのうちにそこそこで調査を切り上げてでっち上げを創作することの方に力を入れるように,だんだんとなってしまいました。
【あとがき】のお話は(すでに気付いた方もあるでしょうが)実は背後にストーリーがあります。ストーリーというよりは架空の歴史ですね。ですから,あの場合には自分の興味の赴くままには書いていません。ストーリーに合わせるために素材を選んだり,最初に思いついたでっち上げを捨ててやり直したりとかなり作為的ですが,そもそもは日々のそのような遊び・・・遊びと言うよりも痒いのでかきむしらずにいられない,というようなレベルの衝動がもとになっているのです。
そんなわけで,「がっかり」のでっちあげ由来も近いうちに登場するかも知れません (^^;






©akio ishizuka