IKIMONO net club
Real life Real world

01-19


バージョンアップ却下

起きてみるといきなり冷たい雨だったりするので哀しい気分になるが,とりあえず取り組まなければいけないことがいろいろあるので無視。

数日前にジャストシステムから律儀に一太郎のバージョンアップ案内のパンフレットが来ていたので見てみる。やはり一太郎そのものには全く興味を感じることが出来ない。そもそも一太郎だろうがワードだろうが,ワープロソフトというものをもう何ヶ月も起動させたことがない。私の今の生活ではほとんど必要がないのだから仕方がない。
ATOKの新版はちょっと欲しいような気がする。
しかし,ATOKそのものがいくら汎用的に機能を強化してきても私の好む変換結果を必ず出してくるようになるという保証は全くない。これは仕組みからして当然のこと。
それよりも自分の辞書を徹底して強化する方が効果がある。
という冷静な判断に基づいてバージョンアップは却下。
すまないね,ジャストシステム。
企業努力を否定しているわけじゃない。多くの人にとっては,インストールした瞬間から汎用的に変換判定がすぐれている方が使いやすい。出来るだけそうしようという方向へ開発を進めていくのは良いこと。
ただし,完全に一人一人の好みや目的に合致した変換になることは「製品」の段階では決して出来ないという事実だけは変わらない。
一番の宝は,自分の辞書。

そういう意味では,私のような「辞書が大事」ユーザに新しいバージョンを購入してもらうためには,もっと辞書のメンテナンスがしやすい仕組みや,辞書を柔軟にいじれる仕組み,あるいはもっと使いやすいインターフェイスを組み込んでもらいたい。そして,それを大いに宣伝してもらいたい。
そうすれば,もっとバージョンアップに食指が動くかもしれない。



User-agent: searchpreview

自分のサイトがMSNサーチの画像プレビューに登録されているのを偶然発見する。
サイトの画像が出てくる検索の仕方というのは,Internet Explorerのエクスプローラ バー(要はブラウザ組み込みの左側に縦に表示するあのバー)から検索した時しかないので,あまり気付かない。えらく中途半端にスタイルシートを適用してるっちゅーか,してないっちゅーか,とにかく醜い状態でスクリーンショットされてしまっているようなので,うんざりする。
以後画像で登録されないよう
User-agent: searchpreview
Disallow: /
をrobots.txtに加えておくことにする。



イメージ

「書店営業のヒント」に24.イメージを強く作るを書いてみたわけですが,正直これはもう書店営業に限定される話ではなくなっていますねぇ。
内容が間違っているわけではありませんが(と思っていますが),実のところ,限定されたきわめて具体的な細部のイメージを提供するというのは,営業というくくりにさえ限定されません。広告ポスターでも,コマーシャルフィルムでも,一番基本的なテクニックのひとつです。
写真を大胆にトリミングしたり,TVカメラをクローズアップにした状態でフレーム切ったりということも,やはり同じです。

ただしそれは,本文内でもほんのちょっと触れていますが,そのイメージが眼前にある問題を正しく象徴しているのかどうかということとは,実は関係ありません。もう少し厳密な言い方をすれば,そのイメージが強い力を持っていたとしても,それが眼前の問題と必然的に正しく結びついているという根拠はどこにもない,ということです。
それこそ営業の話とはかけ離れてきてしまうのでその辺のことには踏み込まないでおきました。






©akio ishizuka