01-31
遺伝子の戦略
PCのデータの危うさというのは情報のほんの一部が失われたり，書き変わってしまったりしただけで判別しがたくなるところにある。それに対してFAXなどに物体として定着されたデータはかなりの部分が失われたり書き変わったりしてもオリジナルが推測できる。
この違いは，FAXに出力された情報というのは，膨大な数の点という実に贅沢な情報量であり，一方（たとえばそのFAXに出力する前の文字列データというような）PCデータは非常にコンパクトな情報しか持っていないところにある。そのかわり非常にコンパクトで基本的な情報しか持っていないからこそ，そこへ字形の情報を付け加えることで明朝体ででもゴシック体ででも出力できる潜在的な可能性もあるし，簡単に順番を入れ替えて別の情報に変更できる柔軟さもある。
ただし（繰り返しだけれど）そのこと自体がオリジナルのデータそのものの不安定さや失われやすさと表裏一体なので，オリジナルを守ろうとするとオリジナルそのものを出来るだけ何度も，あちこちに，コピーしておくのが最善の方法ということになる。
ということをボーっと考えていて，これは遺伝子の戦略と全く同じだな，ということにあらためて気付く。
そりゃあ遺伝子は，必死でコピーを繰り返すわなぁ，と（遺伝子に動物的な意味での意志や気持ちがあるかどうかは，別として）。それしかやりようがないんだから。
いや前から分かってはいたのだけれど，物体として定着された生物の体というのは出力されたFAX情報なんだなという「あてはめ」をしてみたら，あらためて妙に腑に落ちた。
>遺伝子必死だな（ｗ
です。
もしもしサーバよ，サーバさんよ
… …てなことを，2月1日の早朝になってから書いているのだけれど，気が付くとサーバが丸ごと落ちてる。
メールもWEBも全滅してる ┐(-。ー;)┌
最近すこーしトラブルが多めでは無いかい？
昨年末に誉めてあげたばっかりなのに。
復旧カモーン…。
