IKIMONO net club
Real life Real world

03-04


面白いやり方だ

Yahoo!オークション - Yahoo! BB で漏洩した個人情報
ご本人のサイト:公開日誌



三日に一回ぐらいがいい?

三日ぶりにネットをぐるりと回ると楽しい。毎日(時として複数回)巡回していると「まあいつも通り」という印象の方が圧倒的に強いのだけれど,三日あけると,巡回先のあちこちがたくさん更新されていてとても充実感がある。
これ以上間をあけると逆に処理しきれなくなるだろうけど,自分は一種のネット不感症になりつつあるなぁということをあらためて確認。
頻繁にチェックしていると,あるところで興味深い記事があがって,それに対する反応が広まっていって,やがて鋭いまとめや反論が出て…というような,進行具合をほぼリアルタイムで見ていたりするので,なんだか自分で言及するまでもない,という気持ちになってしまうですよ。
そういうふうに意見や情報が生き物のように急速に広がっていくのが当たり前と思っているので「ネットで話題になっている…」とか「ネットで見たんだけど…」という話題の振り方自体がどうでもいいというか「今日もJRが走っていたよ!」と同じくらいわざわざ言及せんでも,というか(ちょっとそれは大げさか)



働けオイラ

メールマガジンの原稿書きに取りかかる。
うーむ。書きたいことは分かっているのだけれど,ノリがいまいち。まだエンジンが暖まってないなー。
がんばろう。

冷静に自分を分析すると(本当にそんなことが可能なのかどうかは置くとして)「ノリがいまいち」発言をする時の自分というのは,本当はまだ「書きたい」ことは分かっていてもそれを「どういう切り口で書くか」が分かっていない時。
だから書いても書いても「間違ったことは書いていないのになんだか不満」という状態が続く。別の言い方をすると,素材は揃っていて,自分ではここがポイントだとか,これがテーマだとか思っているのだけれど,実はその素材そのものが語りかけてくるはずのものは,ほんの少し違う。それがなんであるか,自分で気付いていない,という時。

私自身の癖でもあるのだけれど,テーマを明確に据えて,それに合わせて素材やデータをパッパと揃える,というやり方が,出来たことがないんですわ。ビジネスマンとしては失格です。
素材がかなり沢山周囲にあって,それぞれが共通して持っている何かとか,おのおのがどのように関連しているのかとか,いうことに気付くと,自分がここしばらく何を考えていたのか自分でようやく知る,という感じ。
だから「自分の主張はこれこれです。その証明はこのデータです」というやり方はすごく苦手。文章に限らないけれど,素材そのものがすでに何かを持っていて,それを聞き取れるのかどうかの方が大事,という考え方をするし,単体で完結するものはなく,あらゆるものの一番重要な部分は何かと何かの「関係の仕方」にある,という考え方もする。
これはビジネス的に「関係」が重要とかビジネスチャンスとかいう意味ではないです。多分,かなり違います。
木漏れ日という現象は確かにありますが,それがあり得るためには太陽の光と重なり合った木の葉の両方が存在していなくてはならず,単体の木漏れ日というものは実は存在しない,ということ。
あるいは踊りというのものは,踊り続けることによってのみ存在し(踊りの途中の表現という場合を除いて)停止したり保存したり出来る踊りは存在しない,というようなこと。
禅問答みたいですが,私の中ではかなり昔からそれがとても大切なことなのです。

…って,まあ,それはまた機会をあらためて書く気があれば書くということで,とりあえず原稿書こうよ >オイラ






©akio ishizuka