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Real life Real world

04-28


まるで夏のような

今日は天気が良くなるらしい。
そういう気配の強い日差しが早朝から差し込んでいる。
かなり気温も安定してきたし,そろそろ鉢植えの観葉植物を植え替えてやる時期かなぁと,ふと思ったりする。
など思いながら洗濯物を干してまもなくいきなり短時間の雷雨。
まるで夏のような…。



人はやはり変わって行く

『書店営業のヒント』の「08.事前に営業の仕方を組み立てておく」を改訂したわけですが,最初にこれを書いた時はもちろん,その後メールマガジンで若干書き直した時と比べても,すでに自分の考え方が微妙に違ってきていることに気付きます。メールマガジン版を発行したのが10月20日ですからそれから半年あまりですでに変わってきているということになります。
追求が甘かったり,整合性がとれていなかったりというような部分を見つけてチッと一人舌打ちしたりするのとは別に,何かを発言する時の大前提になっていることそのものが。
ふーむ。
進歩したり,より良くなったりしたのかはかなり疑問ですが,とにかく人はやはり変わって行くものだなと,あらためて気が付いてちょっと不思議な気分になりました。
自分自身が書いたものに複数回向き合うというこの作業がなかったら,あまりはっきりと意識しなかったかもしれない。



萌えの終わり

「萌え・萌え」 「十人十萌え」の不思議語asahi.com : MYTOWN : 東京
本当かなぁ…。本当に「世間一般の認識レベル」はこの程度なのかなぁ。
正直かなり疑問がある。
そもそもいまさらこんなことを記事にしてみるのは,単に『萌え単』がバカ売れしたからでしょ?としか。

この流行語は今後、どうなるのか。レッツ編集部が1都6県の300人にアンケートした結果では、「やがて消える」が50%を占め、「すでに定着」14%、「いずれ定着」24%を大きく上回った。

どんな流行語もかなりの確率で「やがて消える」ので50%を占めたことが何か意味あることを示しているとは思わない。

1都6県の300人に聞きました
・感情表現の「萌え」について知っていますか?
聞いたことはあるが意味はわからない 35%
まったく知らない          29%
知っているが使ったことはない    21%
ネットの世界だけで使う        9%
普段の会話でもよく使う        6%

この300人というのが10代から80代まで均等に選ばれているとかいうのであれば,まあこんなもんかなという気もしないでもないけれど…。
いやあ,実際どうなんでしょう。
個人的にはヲタク的な行動というのは,反体制的であったり反社会的であったりするものではなくズレちゃっていることだと思っている。無意味かもしれず,非生産的かもしれないことに,果てしなくのめり込む楽しみだと思っている。そこには時として膨大なまでの情熱と,圧倒的な技や知識があったりするけれども「役に立たない」ことが大切なんだね。それがズレちゃってる,という意味。
実際ズレるというのは,ひどく楽しいわけですよ。そして,ズレてないのは,時としてひどく息苦しいわけですよ。
だから流行になってきているかも,という世間的な認識が出来上がってきているのだとすると,そのように認識されて取り込まれていく部分はすでにヲタクではないんだよね,と私は思っている。
そういう考え方から行くと『萌え単』というのはある種の末期症状。資本主義の「表舞台」で成功できたら,それは終わったということでしょう。これまでももちろん価格が付いているものとして様々なものが流通してきたけれど,参考書というのはフィギアや18禁ゲームとは全然違うものだからね。

いや,別にこんなことをせっせと書いてみなくてもいいんだけどね。
書いちゃったからこのまま残しておこう ┓(´_`)┏






©akio ishizuka