IKIMONO net club
Real life Real world

06-01


検索結果上位ならいいというものでもない

新しいYahoo!の検索エンジンがどんな挙動をするのか知りたいと思っていろいろいじくりまわしていたのですが,ふとカタカナで「アイエヌシー」をやってみたら,それが正式名称の会社さんが幾つもあり,それらの検索結果の上位20位以内にうちのページが入り込んでしまっていることを見つけてしまい,ああすいません,じゃましちゃって申し訳ないですぅ,という気分になったりした雨の火曜日です。

ここしばらくIKIMONO net club という正式名称そのものがネット上に浸透するように努めていたわけですが,まあ口では割とみんな「アイエヌシー」とか呼んでいるしね,という非常に軽い気持ちで,ついでにそれもキーワードを設定しておくか,ということをしていました。
でもねー,冷静に考えてみると今のところうちは(有)アイエヌシーでも(株)アイエヌシーでもないのによそ様の検索結果の上位に入り込んでしまっているのはある意味雑音なんですよね。何でもかんでも,どんな理由でも,検索エンジンの上位に浮上すればよいというものでもないです。
まあ私が正式にそれを会社名として使っているなら,そりゃもう努力しますけど,現状は違いますから。

さて。
Googleの方では「アイエヌシー」では上位には全然出てこないです。個人的な感触としてもそれで妥当だと思うのですが,ということは,どうもYahoo!はサイトの制作者が設定したキーワードをけっこう真面目に読んでいるらしい,ということですね。(うちのトップページに設定してあるキーワードを全部試してみた結果から推察すると,どうもそれが本当のような気がします。だってあんなキーワードの組み合わせであんな有名どころに混じって40位以内に出てきてしまったりしますからね。うーむ)。
これを歓迎する向きももちろんあるでしょうが,逆にトンデモなやり方でキーワードをぶち込んで誘導するという古典的なやり口を排除しきれない,ということでもあるような気がします。この辺は微妙ですねぇ。



ソフトバンク踏んだり蹴ったり

時事ネタにリアルタイムで反応しないように自制しているのですが,笑えたので,ちょっと。
「天才」の真意はどこに? ウィニー著作権法違反事件 (asahi.com : 社会)
元派遣社員はハッカー界の“著名人”…ヤフー名簿流出(6/1 01:52) (YOMIURI ON-LINE / 社会)
はっはっは,ソフトバンクの雑誌は踏んだり蹴ったりですが,はっきり言って自業自得だと思います。特に「ネットランナー」はね。コメントの嘘くさいことったらない。幇助というのなら「ネットランナー」の記事くらい影響が大きかったものはないというのは誰が見ても自明。Winnyに限らず,あきらかに違法行為にしか利用しないであろうソフトを次から次へと詳細に紹介し続け,記事の最後にひとこと断り書きを入れておけば大丈夫という「お約束」行動を続けてきておいてしおらしいふりをしてもダメよ。
「ええそうです。裏ツールというサブジャンルをメジャーに押し上げるのに最大の功績があったのは我が雑誌です。PC購入したばっかりの初心者でもなんでも裏が一番楽しいと思いこませることに成功して,がっぽり稼ぎまくりました。これはね,もう,偉業と言ってもいいですよ!」くらい開き直って見せてもらいたい。

関係ないですが,今思い出すとなぜだか私,47氏が登場した直後くらいからしばらくの間2ちゃんをリアルタイムで読んでいましたねぇ。なぜそこへ行ったのか全然覚えてないんですが。
純粋に47氏の能力に圧倒されました。次から次へと機能を実装・調整しながらあっという間に開発を進めていく姿は,めったに見られない「神」の姿だったと本気で思います。ファイル交換そのものに今も昔も興味がないので結局自分自身は一度もインストールすることはありませんでしたが,とにかく47氏と住民のやりとりを見守っていると,今ここですごいことが起きていて,自分は偶然それを目撃しているというワクワク感がありました。



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©akio ishizuka