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07-15


データが手元にないと不安な旧世代

作業完了予定からほぼ24時間遅れ,いまだに完全復旧のアナウンスもなく「なにかやっちゃったんだね」感が濃厚に漂っているレンタルブログJUGEMの中の人は多分,顔面蒼白 →土気色を通り越してハイになってしまっていることでしょう(合掌

古い人間なんだろうと思いますが,自分の手元にデータがないとどうにも安心が出来ないのでレンタルブログ系のサービスを使う気になれないのですよ。まともに管理されているレンタルブログのサーバの方がデータが吹っ飛んだりする確率は実は自宅のへぼいパソコンより低いだろうということは分かるのですが,いざそれが起こった時に自分ではどうしようもないところにあるということが嫌なんです。
自分のマシンでデータが吹っ飛んだら,自分が定期的にハードディスクを交換しなかったとかバックアップをまめにとっていなかったとか,自分のミスとして悲しくても納得のしようがある。自分には手の届かないところで,自分には何も出来ないまま惨事が起こるとストレスの持って行き場がない。
だから本当を言えばレンタルサーバも使いたくないです。自宅にサーバを立てて自分のサイトの責任は全部自分で持てるようにしたい。でも時間や手間・経費などを考えるとあまりにも割に合わないのでやらないだけです。

いまだに何でもプリントアウトしようとする人々がけっこうたくさんいますが,まあ似たような気持ちなんでしょうね。さすがに私は「実は紙の方がなくしてしまいやすい」「一定量以上になると絶対に収拾がつかない」などなどの現実に鑑みるとデジタルデータを紙データにしようとは思わないですが。
私くらいの世代(年齢というよりコンピュータやインターネットにどのくらい馴染んでいるかという面での世代)だと「デジタルデータはいつかは飛ぶもの。だからそれにあらかじめ対処しながら行動する」という暗黙の了解が出来ているような気がしますが,そのうち「デジタルデータはどうせ飛ぶもの。そういうもんとして行動する」つまりその程度にしかネット上の日記などにそもそも重きを置かないなどという世代が出来てきそうな気もします。
身軽っちゃあ身軽だけどねぇ。



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©akio ishizuka