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08-28


昨日の私

メルマガの原稿を上げてホッとする。
さて模様替えではなく本気でリニューアルするとするとしたらどんなふう?と考えていたら「おお…こうすれば」とあることが分かり,試しているうちに「でもそれでは…がダメかも」というループにはまる。きわめてありがち。
日記を更新するのを忘れたことに気付くが,もう疲れ切っていたのでサム・シェパードの『モーテル・クロニクルズ』をちょっと読み,そのまま寝る。
かすかに狂気をはらんで純粋な,荒涼たる風景のこの本が好きだが,眠る前に読むのにふさわしい本なのかどうかは疑問。



そんなサイトではダメさ

ところで今 Amazon にリンクを貼って気が付いたが,『モーテル・クロニクルズ』はどうやら重版がかからないまま品切れになっているらしい。マーケットプレイスでは妙な高値が付いている。
どうやら…と曖昧なのは,筑摩書房のサイトで調べられないから。
「検索」をクリックすると,ただいま準備中です。いましばらくお待ち下さいと…。
個人的にはこういうことをする神経が理解できない。
使えないものにリンクは絶対に作るべきではない。そもそもメニューに出してもいけない。
まだ作っていないのではなく一時的に調整中などであるなら,「いましばらく」ではなく「何月何日頃」と期限を明示すべき。
その予定が結局は変わってしまっても(延期されてしまっても)無いよりまし。
「いましばらく」では利用者は一体いつ再訪すればいいのか全く手がかりがない。

こういうことがなぜいけないのか分からない人はいないと思いたいが,一応しつこく言っておく。しつこく言わないと分からない人がいるらしいので。
つまり:
コーヒーショップに「いらっしゃいませー!」と笑顔で迎えられて入店する。
「アメリカン下さい」と注文する。
「すみません,コーヒーは今出来ません」
「は?…機械か何かの不調ですか?5分か10分待てば頼めますか?」
「今しばらくお待ち下さい(ニッコリ)」
「…。」
もう一点。
予定が立っていない準備中(や工事中)と,利用者の期待を煽るために戦略的に行う「近日公開!」は全然別のものだという認識がはっきり出来ていないケースも山ほど。

筑摩書房さんへの個別批判ということではなく,一般論だけれど,この例に見られるようなダメなサイト設計をしておいて「利用率がいまいち」だの「売り上げに貢献しているかどうかは不明瞭」とかブツブツ言っている方がおかしい。
実際問題として,ひょっとすると Web は売り上げに全然貢献しないのかもしれない。
そういう結論が出てくる可能性だって,確かにある。
でも,それを確認するためには最低限やるべきことはやらないと。



なぜ,?や!をやたらとつけたがるのか

「★★なんですか??教えてください!!」
うるせえよ ( ̄▽ ̄;)
なぜ,?や!をやたらとつけたがるのか。
かなりの高確率でその質問対象ジャンルに対する自称「初心者」である。
ここで,区別。
初心者全般がそういう書き方をする,ということは,もちろん無い。
しかし,そういう書き方はなんだか感染するらしく,自称初心者さん達はまるで人々に教えろと脅迫するかのように,!!する。
徹頭徹尾陽気な口調・明るい笑顔で迫ってくるキャッチセールスもかくやという勢い。



ヤマト運輸の意見広告

8月26・27日付新聞掲載の意見広告「クロネコヤマトは変えません。」
(ヤマト運輸ホームページ)
新聞を取っていないので知らなかった。気合い入りまくってる。



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©akio ishizuka