IKIMONO net club
Real life Real world

10-08


blosxom

blosxom(公認 blosxom::日本語訳)をローカルのサーバでいじってみた。(blosxom を選んだのは perl のみで動くから)。
たったこれだけのファイルで動くということに本当に感心したが,結論から言うと,今の私にはどうしても欲しいというほどではなかった。異なるディレクトリにテキストファイルをポストするだけで自動的にカテゴリ分けが出来るというビックリのお手軽さなどはかなり心惹かれたけれど,出力そのものはやはり HTML や CSS をかなりいじらなければならないので,その点では現状と手間はあまり変わらないし。
テンプレートで簡単に,という点に関しても,現状自分のローカルにテンプレートがあり,エディタなどで定型処理はかなり省力化してもいるので,劇的に負担が減るとも言えない。
近い将来もう一度考えるかもしれないけれど,今回は見送り。



はてなダイアリーがRSS配布

えー,いつから始まってたの?気付いていなかったよ。
RSSの配布開始についてはてなダイアリー日記
あ,昨日か。
これでまた日記巡回がさらに楽になったね。

ということで,ちょっとだけ昨日の続きで,なぜ日記が好きか,ということについて。
朝起きてすぐメールチェックをして,コーヒーメーカーをセットして,自分のサイトのサーバログを調べて,その次にすることがコーヒーを飲みながら日記のいっせい巡回,というくらい日記が好きなわけですが,特別変わった理由があるわけじゃありません。
テーマの定まったサイトよりも日記の方が面白い情報が拾える確率が高いという面も,確かにあります。個人の興味の赴くままに情報を収集していますから,当然興味対象の幅がかなり大きくなります。
実際には,個人的に意見や趣味が合わないなぁと感ずる日記はやがて見なくなってしまいますから,完全にランダムになるわけではありません。私の趣味に近い人々がほとんどになってしまいますが,それでも似ているのに違うという意外性が楽しいわけです。

けれども日記が好きな最大の理由は,単純にああ,みんな昨日も生きたなという感じが好きなんです。
仕事で嫌なことがあったり,風邪をひいたり,楽しいことがあったり,面白い情報をキャッチしたり,何か買ったり・・・いろんな事がありながら,この人達も生きた,というただそれだけのことが,とてもいいんです。
下らないと思うかもしれませんが,多くの人がネット上に日記を公開し始める以前は,他人というのは全くの他人であって,友人・知人(そのまた友人)以外と繋がりを感じる手段というのはありませんでした。世界にはいろいろな所でいろいろな人がいろいろな人生を生きているということを日々実際に確認できる,というのは,実は結構素晴らしいことだと思います。
たとえば,イラクの人々やイスラエルの人々もこぞって日記とか blog とかやるといいんだろうと思います。もうほんとに,世界中の人がやるといいと思います。世界中の人がそうできるようにボランティアするとか,他言語に自動翻訳するサーバを用意する NPO を作るとか,そういうこともやるといいです。
そうやって 5年 10年経ったら,多分,世界はほんの少しかもしれないけれど,確実に変わるはずです。






©akio ishizuka