IKIMONO net club
Real life Real world

02-17


掲示板の見栄え

久しぶりに掲示板に書き込みをして「あー掲示板のロゴとかフッタとかの見栄えも変えなきゃダメじゃん」ということに気付くが,面倒なので,気付かなかったという方向で。
本当は手間をかけて全部をいじれば,掲示板全体の見栄えを完全に他のページと同等程度まで馴染ませてしまうことも余裕で可能なのだけれど,激しく面倒なので「柔軟なカスタマイズを受け入れる素敵な掲示板だ」ということはうっかり忘れているという方向で。



スタイリングとデザイン

私なぞが引用するのはまことに畏れおおい秋田道夫様の日記::  秋田道夫のかたち  ::の2月10日の記事の一節。

スタイリングとデザインはどう違うのか?
「口紅から機関車まで」のレイモンド・ローウイは「スタイリング」チャールズ・イームズは「デザイン」だと思っています。ますますわからないですよね。
今までてと同じものを使いながら「かっこよいカバー」を施すのがスタイリングであり、根本から「再構築」し素材の可能性を探るのが「デザイン」。

あー,さすがに現場で生き抜いてきた人は,誤解を恐れず,あっさりと分かりやすく発言するなぁ,と。
私が2月10日に自分のところは棚に上げなどで言いたかったことも,これとほぼ同じことです。秋田道夫様はプロダクトデザインを主にやっておられるので「素材」とおっしゃっていますが,私が最近いつも考えているのは「情報」です。(もちろん「情報」はまさにWEBページ上では「素材」なんですが)。
スタイリングだけされていてデザインがされていないページが多すぎますよ,ということを理解していただきたいわけですね,特にスタイリングとデザインの違いを。

DESIGNは元来は「計画」「設計」「目的」「意図」というような意味で,さらに語源に向かってさかのぼるとギリシャやローマの時代に軍事計画を立てる時に地図上にしるしを付けて分かりやすくする行為に由来するラテン語になるらしいですが(ちょっとうろ覚え),私が言うところのデザインとは,まさにそういう意味合いですね。
用語の定義が今現在どうであるのか,ということはどうでもいいんです。言葉の使い方が間違っている云々と騒ぎ立てるつもりは毛頭ありません。
ただ,デザインという概念そのものは理解したい。
そして,物事は可能な限りデザインされるべきだ,という行動指針を持ちたい。
そういうことです。



渋谷

ぎりぎりまでメールマガジンの原稿書きを続行したあと,人に会う用があったので渋谷に出る。今日は暖かいですな。
夕方に戻る。
再び原稿書き続行。でもちょっと疲れたので,一旦打ち止め。
帰りの電車の中でメールマガジンに関して下らないアイディアが浮かんだけれど,うーん,どちらにしてももう今回の原稿に関しては間に合わない。というか(多分実行できないのでここには書かないでおくけれど)「それができたら,もう芸だよね」という感じ。






©akio ishizuka